セラコアミッド店




目地の詰め方

目地の詰め方には塗り目地と一本目地という施工方法があります。塗目地はツルンとしたガラスやモザイクタイルの表面に乗せて塗り広げます。
一本目地はゴツゴツざらざらした表面のレンガ用です。絞り袋を使って絞り出します。

塗り目地/タイルやガラスなど

準備するもの

バケツ・目地材・水・目地ゴテ・スポンジ・板・手の保護用グローブ
養生テープは必ず使いましょう。床などに目地材が落ちると拭き取ることが大変です。手を保護する手袋はラテックス素材のフィットするタイプの方が作業しやすいでしょう。

目地を作ります

目地材の箱や袋に記載された通りの水分を用意してください。ザクザクしっかり混ぜて作るので大きめのバケツを使いましょう。

水を少しづつ加えます

水分量は規定量を超えないこと。水分が多いと施工後にポロポロ落ちてくるなどの症状が出ます。

水分は規定量を超えないこと

水分量が足りないと思っても、しっかり混ぜ込んでみましょう。水分量は規定の分量を超えないことが重要です。

板に乗せる

板に目地材を置いてください。できるだけ硬くて平たい板が使いやすいでしょう。目地材は水分があるので、水分を吸ってふにゃふにゃする素材は避けましょう。

壁へ向かって

目地ゴテを使って壁へ目地材を押し出しましょう。塗り広げる要領で手早く進めます。

押し込みながら広げる

目地ゴテを使ってぐ~っと押し込みながら広げます。

余分な目地材は取っておく

全体的に目地材が入ったら、余分な目地材をできるだけ取っておきましょう。

拭き取りして完成

キレイなスポンジを使って、表面に残っている目地材を拭き取ります。硬く絞ったスポンジで目地材を取り除きます。

目地材が半乾きの状態で行いましょう



一本目地/レンガなど

目地を入れるのはここ!

レンガを張ったときに作っておいた目地幅。ここへ絞り袋を使って目地を詰め込んでいきます。

絞り袋へ目地投入

ブリック用の目地材も水分量を規定内にして作りましょう。袋へ目地材を入れます。

先端をカット

これはケーキのクリームを絞り出す袋を使っています。先端を適度な大きさにカットしました。

絞り出します

目地幅に合わせて絞り出します。レンガの表面に付かないように注意します。

頑張ります

この作業は地味ですがキツイので、頑張りましょう。横が終わったら縦です。目地材が乾かないように手早く進めましょう。

仕上げ

絞り出したらぷっくりした目地材が出来上がりました。ぷっくりした状態のままでよいならこのまま乾かします。

目地ゴテで仕上げる場合

目地ゴテで平らにするときちんと、厚みが整うので仕上りはきちんとした雰囲気になります。
手間がかかった分だけ、丁寧な雰囲気が出来上がります。

仕上げ・軍手

ラフな仕上げでは、軍手でなぞる方法もあります。絞り出した目地を指でつぶしていきます。荒々しい雰囲気がカジュアルな印象です。

乾かします

目地材を24時間ほど乾かしたら完成です。
目地材から水分が完全に抜けるまで3~7日ほどかかります。施工場所・季節・環境によって乾燥までの時間は様々です。