裏ネット張りシートの張り方
裏面がネット状になったタイルシートです。柔らかなネットでタイルを固定し、目地幅が均等に取られています。ネット部分で簡単にカットし、切り離すことができるので施工面に合わせてカットしてください。
張る前の準備をします

裏側がネット状になっています。
ガラスと天然石のミックスの「セラミルト SG01-M」を使用します。

施工面を測ります
メジャーでしっかり施工面を測りましょう。採寸してからタイルのどの部分でカットするかを決めます。

不要な部分をカット
裏面のネット側をカッターでカットします。とても簡単にカットができます。

養生します
マスキングテープや養生テープなど、床面もしっかり養生しましょう。接着剤が床に落ちても養生していれば大丈夫です。
タイルを張っていきましょう

接着剤を塗布します
セラスタップ接着剤を開封し壁へ乗せます。

塗り広げます
くし目コテを使い、下地に擦り付けるように塗ります。全体が均一になるように塗り広げます。

厚みを均等にします
セラスタップは開封してそのまま壁へ乗せていきます。
接着剤が乾く前に張り終えたいので、施工面が大きい場合は張る範囲を分けて作業しましょう。

クシ目を入れます
モザイクタイルの場合3ミリのクシ目を入れます。60度の角度でクシ目を入れていきます。斜めに接着剤の厚みを均一に伸ばしていきます。

クシ目をつぶします
くし目を軽くつぶします。全体を再び平らに慣らします。ここで強くつぶしすぎると接着剤の厚みが足りなくなるので軽くつぶしてください。
ガラスモザイクの場合は下地が透けて見えることがあります。クシ目を平らに仕上げる作業はは仕上りが美しく仕上がります。

タイルシートを張ります
揉みこむようにシートを張っていきます。シート全体を圧着してください。

隙間なく張ります
並べるシートは隙間なく張ります。
接着剤が完全に乾くまで約1日、完全に乾くまで待ちます。
目地詰めしましょう

目地入れ
目地の作り方は規定の水分量を守り、耳たぶ程度の柔らかさにすることです。少しづつ水を加えて目地材を作ります。塗り込むときは目地ゴテを使用すると簡単です。
接着剤が完全に乾いてから目地を詰めましょう。

拭きあげます
タイルの表目に残った目地材を拭き取ります。
塗ったばかりの状態で拭くと目地材が伸び広がってしまいます。また、完全に乾いてからでは拭き取りにくいことがあります。少し硬化がはじまってから、拭き取りします。
硬く絞ったきれいなスポンジで拭き取ってください。
完全に乾いてから再度拭き取りを行いましょう。きれいになります。

完成です
目地材か完全に乾いたら完成です。乾くまでの時間は季節や施工した場所の気温などと関係しますが、目地材から完全に水分が抜けて乾燥すれば完成です。